千葉市動物公園:クロザル

取り組み事例
動物生態の視える化 プロジェクト

千葉市動物公園 ×  株式会社ソード ×  Idein株式会社 ×  株式会社テクニカ

写真:千葉市動物公園 クロザル

目的(構想)

AI化の実証実験

生態データの学術利用

動物福祉

など

研究種別:

組込み製品

システム開発

取り組み事例
動物生態の視える化プロジェクト

関連製品・サービス

プロジェクトについて

千葉市動物公園 × 東邦大学 × 技術系企業の産博学連携の元、2019年8月にプロジェクト発足。
AI(人工知能)技術による「動物生態の視える化」の実現、そしてプロジェクトを通じて得られる個体ごとの行動のデータを動物公園に提供し、園の「動物福祉」の増進に貢献することを目標に活動しています。

動物生態の視える化プロジェクト:動物福祉
動物生態の視える化プロジェクト:産博学連携メンバー

目的

  1. AI化の実証実験
  2. 動物の生態データの学術利用
  3. 動物の生態データの有効利用検討

プロジェクトメンバー

概要

Raspberry Pi®を用いて、AI処理による「クロザル」の生態の認識、データ化に取り組んでいます。 

動物生態の視える化プロジェクト:概要

AI化のプロセス

1. 撮影

Raspberry Pi®+カメラをクロザルの檻に設置、撮影。
AI学習用画像データを取得。

動物生態の視える化プロジェクト:プロセス1

2. クロザルの認識

取得した画像データ(低解像)にて、「クロザル 」を認識するAI学習モデルを開発。

動物生態の視える化プロジェクト:プロセス2

3. 詳細画像の取得

開発したAI学習モデルにより「クロザル」 の位置情報を検知し、詳細画像(高解像度)を自動取得。
取得した詳細画像にて、個体や行動の識別が可能なAI学習モデルを開発(株式会社テクニカ)。

動物生態の視える化プロジェクト:プロセス3

4. 個体識別(予定)

画像(高解像)によるAI学習で、クロザル の個体(父or母or子etc)を識別できるようにする。

動物生態の視える化プロジェクト:プロセス4

5. 行動識別(予定)

クロザル が何をしているのか?行動を識別できるようにする。

動物生態の視える化プロジェクト:プロセス7